ゲームを楽しむ子供たち
ゲームしながら
僕 「電車はなぜ止まるの?」
父 「地面についている電車だから 信号機に従わなければいけない」
僕 「だからいやなんだ
車のほうがよかったのに・・・」
そう言いながらも目はゲームに
僕 「なぜこれにしたの?」
父 「この方が情緒があっていいから 情緒わかるかな?」
僕 「まだ・・?」
父 「まだ まだ」
ひたすら ゲームに励む
ひとときも目が離せないらしい
どんどん 前かがみに・・・
とうとう 頭が肩より下がってしまった
よいしょ
体を起こして またゲームに励む
お客が携帯電話取り出して なにやら
坊ちゃん列車がやってきたんだ
ガシャリ ガシャリ
あれあれ 顎で閉じているよ
右に 左に ゆれゆれ走る
ガタガタ ガタガタ
車掌「警察前です お降りの方はありませんか?」
いないもよう
警察前でお降りの方・・・って あまりいい感じしないよ
お客だって 降り難い もうひとつ先で降りよ~~~~て
車掌「大街道です」
ほらね 降りる 降りる
警察前で降りづらかった人もいるかも?
すっかり 人が降りてしまった
ストップ
しっかり エンジンを切る
戸は開いたまま 停車場にストップ
寒いな~~ 風がフューフュー 入ってくる
車掌「出発しま~す」
エンジンスイッチ入れて ガチャン 動きます
僕 「どうして こうなっているの?」
父 「静かにしなさい」
人が少なくなった 車両内では 子供の疑問が気になるよう
ちっともうるさくないのに・・・・ね
静かになった
ゲームに夢中だ
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